うさぎの森大臣

ロゼッタのうさぎの森大臣のレビュー・感想・評価

ロゼッタ(1999年製作の映画)
4.5
ロゼッタに自分を重ね終始涙が止まらなかった。

豊かな生活が送りたい訳では無い。ただまともな生活がしたいだけのロゼッタ。だが共に暮らす母には頼れずむしろ支えなければならない。周りには頼れる大人は居らず、仕事も無い。
ひたすらに施しを拒み自立を望んだロゼッタが、最後にガスボンベを抱えて初めて涙を流すシーンでは号泣してしまった。どうかロゼッタがあの後幸せになれますように。
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