ビッグ・リボウスキのデッカードのレビュー・感想・評価

ボウリングだけが趣味のぐうたらでホワイトルシアンを飲みまくるデュード。
ダメ人間なのにだんだんと彼に愛着が湧いてくる。
話を常に混乱させるウォルターの鬱陶しさは映画史に残るレベル。
そんなダメ人間たちが繰り広げる破茶滅茶な展開なのに、デュードが事件の核心に迫ってしまうのだから何とも説明できないヘンな話。

遺灰まみれのデュードには爆笑。

観終わって「いったい何だったんだろう？」と首をかしげてしまうのに、何度も観たくなる中毒性強めの愛してやまない映画です。