面白い。下品だし、特に”f**king”をやたらとつける下品なswearing(罵り、乱暴な口調)が多い。この点に関しては、トレインスポッティングと似ている。いや、この映画はそれ以上で、f**kこそがキーワードである。f**kだけで感情の機微を伝えてくる感じが面白い。
これくらいの汚さ、下品さは面白い。しかし、この映画を非常に高く評価しているかと言えばそうでもない。名作に共通するハラハラ、感動、考えさせられる教訓のようなものは特にないからである。ただただ馬鹿馬鹿しいコメディ(褒めてる)に感じた。
Maudeのクレイジーな感じも好きだな。Dudeも性格や生活スタイルに難はあるにしても、周りの奴らがそれを上回るくらいクレイジーだから、もはやDudeが一般人にさえ見えてくる。