このレビューはネタバレを含みます
う~ん…
地味だけど、そんなに嫌いじゃないかな。
青みがかってざらついたカメラワークはカッコいいし、主人公の道徳観が試されるラストとか、こういうダーティーな刑事ものの良さがしっかりありました。
私生活を脅かしてく過程も説得力あるし、どんどん溝が深まっていく空気感も巧かった。
けれど映画が突き付けてきた真相はイマイチです。何か結局、内輪揉め…狭い範囲のゴタゴタ騒動…いやスゴく複雑だけどもっと見せ方あったような…せっかくジェイソン・パトリックが『アラモ』に続いてカッコいいし(かつ非常に人間臭くてとても複雑なお芝居)、レイ・リオッタも非常に哀しい末路を進んで切なかったし、何か『ザ・グレイ』以外のカーナハンは当たらんなぁ…
でもこれも『ファウンド』同様、ビール飲んでて酔ってた影響は否めないんだよなぁ。
また見たら違った印象、受け取れたりするのかな?