平田一

NARC ナークの平田一のネタバレレビュー・内容・結末

NARC ナーク(2002年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

う~ん…

地味だけど、そんなに嫌いじゃないかな。

青みがかってざらついたカメラワークはカッコいいし、主人公の道徳観が試されるラストとか、こういうダーティーな刑事ものの良さがしっかりありました。

私生活を脅かしてく過程も説得力あるし、どんどん溝が深まっていく空気感も巧かった。

けれど映画が突き付けてきた真相はイマイチです。何か結局、内輪揉め…狭い範囲のゴタゴタ騒動…いやスゴく複雑だけどもっと見せ方あったような…せっかくジェイソン・パトリックが『アラモ』に続いてカッコいいし(かつ非常に人間臭くてとても複雑なお芝居)、レイ・リオッタも非常に哀しい末路を進んで切なかったし、何か『ザ・グレイ』以外のカーナハンは当たらんなぁ…

でもこれも『ファウンド』同様、ビール飲んでて酔ってた影響は否めないんだよなぁ。

また見たら違った印象、受け取れたりするのかな?
平田一

平田一