ちょっとした仕草に込められた恋心が、一見古めかしい物語を輝かせる。雑巾がけのおふざけ、前掛けにしまう手紙、近づけないふたりの距離。細部は積み上がり、恋する高まりと、離されるせつなさが伝わる。小さな話…
>>続きを読む坂道を駆け下りる松田聖子をスローで捉える出だし(顔の素晴らしさ)から、これはいい映画に違いないと確信すると、その後すぐにカヌーで男女がすれ違うシーンが続いて驚く。
構図における木の位置、坂の使い方、…
祖父が好きで勧めてくれた1本。
要所で何度も流れる曲が印象的。
とても初々しいふたりの演技と関係がよい。
内容は昔ながらの愛し合っていても結ばれないかわいそうな恋愛ものだった。
互いが互いを花に例…
松田聖子は基本ずっとわざとらしいのだが、たまにふと不貞腐れたような憎たらしい表情を見せるのでドキッとする。
カメラと被写体の距離感の試行錯誤だけで90分引っ張りきれるのがすごい。湿っぽくなりそうにな…