松岡茉優

セブン・ビューティーズの松岡茉優のレビュー・感想・評価

セブン・ビューティーズ(1975年製作の映画)
4.7
途中若干ダレるが大傑作。どうしようもない現実をなんとか打破するために踠き苦しみ、なんとか生き延びようとするジャンカルロ・ジャンニーニの真っ直ぐさとバカさに泣く。
強制収容所の女所長の下りは本当に最高。謎に緑のライトが当たっているのがより気持ち悪くて意味不明。リナ・ウェルトミューラーの映画に出てくるイタリア人はみんな自分の好き勝手やろうとするんだけど、確固たる強い意志を持っててそれらがぶつかり合う瞬間が本当に見ていて楽しいし、美しい。ラストのジャンカルロ・ジャンニーニの顔が良すぎるので+0.2。
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