ジャガーノートといえば『エイリアン』に出てくるクロワッサン形宇宙船、あるいは『X-MEN3』でヴィニー・ジョーンズが演じた怪力ミュータント、『デッドプール2』にもCGで出てきたね。そんなジャガーノートたち以前のジャガーノートはイギリス爆弾魔のジャガーノート。
映画の爆弾処理シーンでよく出てくる「赤を切るか、青を切るか」を最初にやった映画としても有名な『ジャガーノート』。この映画がなかったら『リーサル・ウェポン3』のオープニング爆弾処理コントもなかったんです。
物語はイギリス発アメリカ行きの大型客船ブリタニック号に大量の爆弾が仕掛けられ、爆弾処理班のリチャード・ハリスがてんやわんやするパニック・スリラー。共演のアンソニー・ホプキンスもイアン・ホルムも皆さんお若いです。
爆弾魔ジャガーノートの犯行予告電話が『ダイ・ハード3』のサイモンを思わせる口調でジェレミー・アイアンズもこの映画を参考にしてたのかも。同じイギリス人だしね。