過日ヒッチコックのドキュメンタリーを観て、イギリス時代の作品を観直したり新たに観ようと思って、アマプラにある辺りから。
ヒッチコックお得意の「巻き込まれ型」サスペンスの源流ともいえる作品か。こういう古い作品は、今だと「当たり前」のことのお手本になっていることが多くこれもご多分に漏れず、それ。これが1935年(昭和10年)作だと思うと驚く。
序盤はちょっとちんたらしてる印象ではあるけれど、動き出してからのテンポは申し分なく、オチでうわあと思ったらそこでストンと終わるのも凄い。
それにしても『三十九夜』。こういうのって、何かの機会にタイトル直せないのかな。作中のキーワードなのに。