のんchan

ふたりの5つの分かれ路ののんchanのレビュー・感想・評価

ふたりの5つの分かれ路(2004年製作の映画)
3.7
オゾン鑑賞18本目。
なんとな〜く今まで敬遠してたけど、まぁ、そこそこのオゾン味はありました。

内容はタイトルそのまんまで、ある夫婦の離婚から始まり、時間を遡って5つのシークエンスで構成されています。
二人の感情の変化を見せていくのですが...

離婚したことが二人にとって正解だったのか?
元に戻らない男と女、関わり合った時間を検証していくような、その都度の感情の裏側を読み取るような...

男(ステファン・フレイス)に魅力を全く感じませんでした。
結婚前の元カノとのやり取りは未来が見えます。そして、子供の誕生になんら感情を持たないのか?冷血としか...

しかし、女(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)も初夜の時の行動はどうなの?

俳優たちだから眺めていられるけど、巷にもそんな男女はいると思う。
これはメロドラマだけど、オゾンが手掛けたから見れるかな?って感じでした。

私は出演男性の誰一人も好ましさを感じられずだったので高揚感ゼロ。マイケル・ロンズデールだけは存在感を発してましたが。

ただ、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキは美しい。撮影時39歳。
この4年後から5年間、19歳下のルイ・ガレルと交際しただけある、魅力が溢れていました。
スコアはヴァレリアに+0.1です。
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