ヤベヒロシ

グリーン・カードのヤベヒロシのレビュー・感想・評価

グリーン・カード(1990年製作の映画)
3.5
移民が定住権を求めて偽装結婚する話。

1991年という古い映画だから、当時は新鮮で面白かったのかもしれないが、2023年現在の海千山千の映画のなかでは、まあありがちな展開というか、似たような構成の映画は数多くあるわけで、それらが本作を祖とするものもあるのかもしれないが、まあ本作は比較として既視感の多い映画ではあった。

恋愛映画というか、まあアットホーム、コメディ的ではあって、恋愛映画好きな人からしたら微妙なテイストだとは思う。というか、全体の9割近くが別に二人が特別仲良くなるわけでもなく、ラスト1割で急に仲良くなる感じも違和感あるし、まあすぐうまくいかなくなるだろうなという感じがあるので、なんとも言えない。

最新のまで含めて多く映画を観ているなら、満足度はそんなに高い作品ではないとは思う。
上映当時まだ私が小学生になるかどうかくらいと思えば若干感慨深いとか、そんな公開年に郷愁を覚えた程度でした。
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