両親の離婚によって心が千切れてしまった子どもの気持ちにフォーカスした相米慎二監督の傑作。
理想と現実の間、表と裏、本音と建前、大人の事情を望まずに理解せざるを得ない子どもの痛みと哀しみを正面から受…
最強の子供映画。
食卓の三角のテーブル、突然の大雨(からの入道雲への繋ぎの自由さ!)、タンスに出たり入ったり、窓ガラス…、印象的なモチーフが多すぎる。
ただ個人的には、終盤の幻想的なシークエンス…
『お葬式』的なハウツーコメディ要素かと思ったら居間の禍々しい美術から大林宣彦を想起したし、ゴリゴリに相米慎二の精神を具現化した世界観の応酬だった。ゲリラ豪雨が奥から地面を濡らしていく豪快さや浴室のガ…
>>続きを読む4Kリマスター、リバイバル上映にて鑑賞。言わずとも相米慎二の代表作、けど久々みたらこんな傑作だったのかというぐらい驚き。
なんと言っても、相米慎二の完璧なスペースの使い方、人物の動かし方、無駄のな…
最後の抒情派、相米慎二ウィーク①
まずみなさんに連絡。ヤバいですよ、相米のU-nextラインナップが9月で配信終了です!あの名作「台風クラブ」にこの間レビューした「風花」さらには湯本原作の日本版ス…