時代背景を意識せざるを得ない設定で、笑いの要素が控えめな分、チャップリン作品中でもメッセージ性の強さは随一です。
二つの軸が微妙に交差しながら進み、最後には正に入れ替わってしまうストーリー展開は巧み…
流石に古典の感がある。
プロパガンダ的手法もそうだし、サイレント的な演出、また一人二役の入れ替わり物というのも映画技術の未熟さを物語る。
個人的には、思想を強く打ち出した映画は芸術作品として見做さな…
1940年、ナチス全盛期のドイツに対して喧嘩を売るような作品。暗殺されるかもしれない心配を考えると、とても制作できるとは思えないと想像できるのに、やってのけた印象だ。
飛行機で逃げるシーンは本当…
風船、髭剃り、ラストの演説
を観ればとりあえず、いい。
チャップリンが「映画人として」成長しているんだろうが、
(ずっと集中し続けることができないということで)
ライムライト、街の灯、モダンタイ…
我々は、チャップリンよりキートンを評価する流派のものだ。それでも、チャップリンは、無声映画時代から映画に関わり、その多くの作品を企画・制作・脚本・監督・主演にまで関わる根っからの映画人であり、興行主…
>>続きを読む最後にチャップリン扮する「独裁者」が語るメッセージは、当時の世界全体に向けたものだろう。この頃はまだ、アメリカは第二次世界大戦に参戦しておらず、自由と民主主義を擁護する全世界の「良心」として機能する…
>>続きを読む▼1/5/20鑑賞
【特集上映(新春ニコニコ大会 チャップリン、色褪せぬメッセージ)(35mm)、日本語字幕】
https://twitter.com/LionGAOH/status/1213758…
[20130626]全体の流れとしては雑な部分もあった気がするが、イギリスのチョビ髭がドイツのチョビ髭に果敢に挑んだ作品として、やはり価値はあったように思う。特に1940年にこれを撮ったとは驚いた。…
>>続きを読むチャップリンの訴えがラストに凝縮、超絶なる名演説
ラスト6分のための映画といっても過言ではない
とはいえ、そこに至るまでも笑いがたっぷり
地球儀のダンスはすごい!
しかし、正直に言うと、少し冗長な…