観れて本当に良かった。
素晴らしい映画です!!!!!!
まずこの作品が創られたのが1941年という
第二次世界大戦まつ只中というのが信じられない。。。
ヒトラーもバリバリイエイッとなっていた時代。
その最中で、ヒトラーに真っ向勝負といわんばかりの挑戦的な作品を創ることは
どれだけの勇気と覚悟がいることだったんだろう。
チャップリンはヒトラーを彷彿とさせる独裁者ヒンケルと、ユダヤ人の床屋の二役を演じていて、そのストーリーは流石のチャップリン、すごく愉快で笑えるような表現になっていて見やすい。
調べると、ヒトラーとチャップリンは同世代で、チャップリン人気にあやかったヒトラーがちょび髭を生やしたなんて説もあるみたい…
トーキー映画が始まっても無声映画を作っていたチャップリンが、ここぞとばかりに話し、最後に演説する姿に、「ヒトラーに向けた意志」をひしひしと感じる。
誰しもが言うように最後の演説は目が離せない。そして生涯記憶に残ると思う。
涙が出た。
目線をそらさないチャップリンのどんどん早口に力強くなっていくスピーチに釘付けになる。
この映画を映画館で観れたことを誇りに思う。
新文芸坐さん、チャップリン特集をやってくださりありがとうございます。
本当に、一生の中でこの作品に出会えて良かった。
2023年ー27本目
劇場ー20本目