えり

独裁者のえりのネタバレレビュー・内容・結末

独裁者(1940年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

マイナス面なくて満点な映画
だけど4.8つけてるのごめんなさい

面白おかしくて、でも面白いだけじゃなくて

しょっぱなの雰囲気でちょっと不安になってたときにチャップリンが出てきて、不発弾に見せかけといてなシーンや、砲台のある意味見事な操り方とその時の言われように思わず笑った

不発弾のみたいに”ありがち”なものであっても安心感のある笑いに、心が一気に緩くさせられるのがすごい良い
リアルに考えると笑える状況じゃないけど

音楽にのせて髭剃りやハンナのフライパン攻撃、フライパン直撃後の床屋、ナパロニに振り回されるヒンケル、怒りを露わにするヒンケル、その他たくさん、声が出るほどチャップリンに笑わせてもらった
チーズとクラッカーが出てくる会話のやり取りも面白くて好き

屈しないハンナ、シュルツとの再開、床屋の演説、ハンナへのメッセージがグッと物語と気持ちを盛り上げてくれたし、力強さがある映画だと思った

チャップリンに脱帽するし、感動した
えり

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