M少佐

独裁者のM少佐のレビュー・感想・評価

独裁者(1940年製作の映画)
5.0
 あのヒトラーも十数回は見たと言われる傑作。
もっと見たであろう人物は当時のドイツ宣伝省ゲッベルス。
彼を天才と誉め称え、当時のドイツにチャップリンを呼ぼうとして失敗(笑)
当たり前だ。

人物が立場を変えたり入れ替わる話は数々あるが、王様だったり、大社長だったりする。
ファンタジーにも多い話。
当時、破竹の勢いで欧州を席巻しつつあったヒトラーを題材にするのは解るが、まさかの反戦、批判映画。
どれだけの勇気が必要だったのだろう。
映画人としての矜持か自信かは、今となっては知りようもない。

エンターテインメントとしても見応えのある面白い作品。

最後の台詞は今でも世界中の人に聞いて貰いたい。
M少佐

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