Hitomi

独裁者のHitomiのレビュー・感想・評価

独裁者(1940年製作の映画)
3.0
私には、この映画を理解するには早過ぎた。

チャップリンの偉大さは分かる‼︎
この映画の時代背景を考えると表現力の凄さも分かる‼︎

が、やはり映画中盤は退屈に感じてしまい、何度もボーッとして見逃したシーンを再再生して、やたら最後まで見るのに時間がかかってしまった。

ただ、冒頭から終盤までほとんどセリフのなかったチャップリンが、ラストで約4分間話す。しかも、元々別のラストを用意していたが、チャップリン自身がより伝えたいことを直球で表現するために書き替えたという。とてもとても熱いスピーチだ。

これだけはすごく心に響いた。
70年以上前の映画なのに、現代にも通用するスピーチだ。しかし、それは人類が当時から進歩していないのでは?などと思ったりもする。

次回は、もっと全体を通して何かを感じて映画のスコアを上げれるよう、自らの感受性を向上させたいものだ。
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