詐欺や偽装を繰り返し、刑務所で人生最愛の人に出会い、出所後彼のために詐欺を繰り返し、捕まったあとも彼に会うために脱獄を繰り返す……これが実話っていうんだからすごい。
ゲイであること、自分や恋人のために贅沢に暮らすこと。自分を偽らずに生きるために、結局は大勢を騙して本当の自分がよく分からなくなる。
滑稽だし悲しいけど、スティーヴンは最後まで全然変わらなくて清々しい。
そんな度胸はないけど、これだけの知能を持っていたら普通に働くより詐欺師になったほうがいいだろうな〜とは思う。バレるんだろうけど。
これまでユアンマクレガーにそこまで惹かれてこなかったんですが、今作のユアン、かわいすぎませんか？
ずっと小鹿ちゃん。きゅるきゅるのおめめを揺らしたり、はにかんだり、涙したり、ビンタしたり…可憐だ……ユアンマクレガーって可憐な小鹿ちゃんだったんだ…。
