沙那王

奇蹟は一度しか起こらないの沙那王のレビュー・感想・評価

奇蹟は一度しか起こらない(1950年製作の映画)
2.5
世間を知らず、少し会話しただけの男とキスしちゃって舞い上がっちゃうお嬢さん、強引な男との恋が始まっちゃう。

今の若い子は行間を読めないだろうし、そういう絵を見なきゃ理解できないだろうな。
医学生が夏休みにイチャツキまくる。
舞台が日本なら、濡れ場だらけの下品な映画になりそうだ😂

開戦、戦後、合わせて11年…。国を跨いだ恋。

忘れられない恋かもしれないけど、お互い 生活のためとはいえ 異性に頼ってる。その相方に対して、あまりにも失礼じゃないかな。

強引な男が自分勝手すぎて、ほんと無理。自分の事しか考えてない。言ってる事が病んでる。
『君じゃなきゃダメだ。』『キスに慣れてしまって(´・ω・`)変わってしまったんだね、君も。』『そんな君を愛せない。』『やっぱり君じゃなきゃダメだ。』
はぁ?

無茶苦茶な振る舞いを、スクリーンを通して客観的に見せることで、少しでもバカで自惚れた男性たちに釘を刺す意味合いが、あったのかしら。
沙那王

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