ナサリンのネタバレレビュー・内容・結末

『ナサリン』に投稿されたネタバレ・内容・結末

それぞれの人物、出来事、行動に対して、(主にナサリオがなりゆきに任せる姿勢を取るために)その正当性や矛盾点などについて色々と考える余地が残っていて面白かった。

ルイス・ブニュエル監督作。

メキシコのスラム街で固い信仰を貫く神父の姿を描いたドラマ。

『哀しみのトリスターナ』(70)の原作者でもあるベニト=ぺレス・ガルドスの小説をメキシコ時代のルイス・ブニ…

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信仰することへの皮肉とか、施しをする者が施しを受ける側に落ちて行く不条理とか。聖職者が自分の行いに懐疑的になり、若く美しく信仰深い娘が世俗的になるなか、娼婦だけが信仰心を強くするというのがブニュエル…

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