スクリーン2番

フライト・オブ・フェニックスのスクリーン2番のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

飛行機がゴビ砂漠のど真ん中に墜落しちゃってさあ大変。生き残るために皆で試行錯誤する映画。食料は若干の水と桃の缶詰。燃料はあるがやはり限りあり。墜落を生き残った仲間達も1人また1人と消えていく砂漠サバイバル。

母親が昔観てたなあ〜という薄ら記憶があったので、何となく気にはなっていた作品。
重い腰を上げてやっと観た。王道サバイバル物な本作はストーリーとオチがシンプルなため、何が特別面白いって訳でもないんだが、砂漠に生きる者たちの必死さが観るものを魅了する。
砂漠の景色は圧巻だが自然は過酷だという現実をまざまざと見せつけられる。

自称、飛行機設計士の陰キャ眼鏡の男、彼の性格が非常に嫌いで、早く死なねえかな〜とか思いながら観てた。でも彼こそキーマンで、彼が死んじゃ砂漠からの脱出が叶わないのも事実。厳しい。
代わりの小型飛行機を製造したは良いものの、滑走路も無い砂の上を走れるのか?という疑問があったが、何か普通に走ってた。
走れるもんなのかな。砂が車輪に巻き込んで前進しないとか想像できそうなものだけど。

母親から『人を喰う』という情報を教えて貰っていたので、食料が尽きていよいよ飢え死ぬ手前まで来たら殺し合いでも起きるのかな?何て考えながら観てたけど、誰も殺さねえし食わねえ。普通に嘘つかれてた。

そんな映画。