フィジカル的に犯罪スレスレのナンパテクが本当に通用していたとしたら、この時代のパリの女たちはどうかしている。
バードからフレンチまでいろんなキスを繰り出す百戦錬磨のイケメンは、運命の出会いを嘯きな…
なんでもない一夜ものではあるが、尋常ではない切り替えの速さ、途切れることなく次から次へと移ろう登場人物とそれぞれの女性の持つドラマにもっていかれる。
主人公が決して自己中心的に欲望に溺れず、各シーン…
イケメンとおっさんの二人組がパリで徹夜のナンパする。画面を通り過ぎる美女達が魅力的。一方で男は同じナンパ師か酔ったパリピか変質者。リド街のナンパテク博覧会が楽しい。イケメンのヒド目な女性扱いを、空気…
>>続きを読む出会ってあっさり車に乗せ、あっさり降ろして別れるかんじが、パリの狭さ(「愛し合う者同士にパリは狭い」©︎天井桟敷の人々)を感じさせ、まったくパリって街は!と胸躍る。普通に最低な場面多いのに、全体的に…
>>続きを読む映画批評月間 フランス映画の現在 vol.2@広島市映像文化ライブラリー
◆ジャン=ピエール・モッキー特集
『今晩おひま?』Les dragueurs (1959)
『ソロ』Solo (1970)…
これは面白かった。一夜限りのコンビでナンパに励むジャック・シャリエとシャルル・アズナブールの対照の妙。次々とドラマに絡む女たちがみな見せ場をつくる。とくに、悲しげなたたずまいのアヌーク・エーメと、後…
>>続きを読むモッキーといえばJLGの『映画というささやかな商売の栄華と衰退』に役者として出ていて名前は知っていたがようやく監督作観れました。これは良かった。細かい身体的アクションとギャグの連発(軽薄だけど悲しく…
>>続きを読むめちゃ最高なナンパ&一夜もの。(夜は明けないので注意が必要だが、実質明けたようなもんである。)
ナンパと称していきなり道行く女のオッパイ揉んだり、すぐ引っかかる軽い女はヤダとか細かいことにケチつけた…