このレビューはネタバレを含みます
日本では4回映像化されていて、これが唯一の映画だそう(始まる前に落語家の人が言ってた)。
たぶんドラマを観たことがあって、それは割と深い話に仕上がっていた記憶がある。
しかしこちらは、昔の刑事ドラマの延長といった感じだった。昔の刑事ドラマあんまり知らないけど(笑)
海外ロケとかカーチェイスとかファッションショーとか、それなりにお金かかってそうだし見ごたえはある。しかしそういうエンターテイメント性に比重が置かれていて、人間の内省的な部分はあまり深く描かれていなかった。
あと結構簡単に犯人に行き着いてた(笑)
時代だから仕方ないんだけど、今の感覚だと有り得ないことの連続で、それが気になって仕方なかった。
あのテレビ番組何なの?デザイナーのインタビューかと思ったら急にアナウンサーに切り替わって、事件の報道番組になったぞw
確かに昔、視聴者からの生電話で情報募る番組あったと思うけど…あのくだりいる?w
ちなみに原作は、最後まで読んだか、途中までしか読んでないか、覚えていない。
ジョー山中の歌と松田優作はかっこよかったので残念だった。
一緒に観た母は、「死んだ人ばっかり出てくる」と、そちらが気になって仕方なかったようだ。