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犬の生活のnowstickのレビュー・感想・評価

犬の生活(1918年製作の映画)
3.5
チャップリンが自身のスタジオを作った事によって映画制作において主導権を握り、スタイルを確立した最初の映画とのことで鑑賞。
本作より後に作られた、チャップリン初の長編映画「キッド」を先に見てしまった自分が悪いのだろうが、本作はキッドの犬版といった内容だった。

典型的なチャップリン映画だったが、自分はチャップリンがあまり好きなわけではない。後のチャップリンの長編映画みたいな説教草さが本作には無く、その点は良かったが、やはりチャップリンは自分を善人として描きすぎている。

一番良かったシーンは犬が尻尾をやたら振ってるシーンだったが、それはチャップリンの手柄ではなく、犬の手柄だろう。
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