ハロルド

セクシー地帯(ライン)のハロルドのレビュー・感想・評価

セクシー地帯(ライン)(1961年製作の映画)
4.1
2020.8.10 105
題名から想像するに、エロい感じかなと思って見始めたが、エロ過ぎることなく、単純にかなり面白かった。
昔の東京の街並みを見られるのはとても楽しい。
りんごの看板、Appleじゃない、SONYの看板、サッポロビール。
時代を感じる。昔の広告ってなんでこんなにセンスがいいのだろうか。
今日も元気だタバコがうまい。今じゃ考えられない。キレキレ。
クルミ割るやつもおしゃれ。女性の格好。
貞操手帳というワード。
昔の時代の映画を観ると、いつどこで会おうという約束をしっかりしているが、それがなんだか毎回新鮮。携帯がない頃はない頃で風情があったのかなあ。
駅のクロークにも時代を感じる。

なんか懐古主義に陥ってる気がするが、俳優の演技も時代を感じる。額をつつくシーンの繰り返し。
あなた、っていうきつめの女の子。君はね、っていう男。

老舗のbarにきたような気分になる。有楽町、銀座、新橋。てろってーんっていう音楽も時代感にマッチしている。
縄を切るシーンはなんだかエロかった。
とてもよかった。
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