「リア王」をベースとした黒沢明のカラー時代劇。リアルに烈々と城が焼け落ちる様は、今後の時代劇では二度と再現できないだろう。
「七人の侍」が人間の心情を美化して理想的に描いた映画だとしたら、こちらは…
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久しぶりの黒澤作品
影武者に次いで作られた作品で当時主演の勝新太郎が撮影現場にカメラを持ち込み撮影したので黒澤天皇と激突。「監督は2人入らない」と主演を仲代に交代させられたいわ…
黒澤明監督によって製作された1985年の日本・フランス合作映画
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黒澤明、最後の時代劇。シェイクスピアの「リア王」を下地に、毛利元就の「三本の矢」の逸話を盛り込んだ力作。前作の「影武者」も、この映…
黒澤明の一部の映画は、昨今人気がたるインド映画につながるようなエネルギーと狂乱がある
私はとても好きです。正面からぶつかろうとすると意味わかんない映画かもしれないけども、狂気と捉えるととてもしっくり…
このレビューはネタバレを含みます
乱世ではあるけれど、人の業で生まれる地獄を全部移してやろうと感じるくらい気合いの入った地獄絵図。
少しづつ、少しづつ地獄に向かう父上の顔が恐ろしくて可哀想だった。
時折見せるこの世の綺麗な部分を…
リア王を戦国時代の家督争いという形で描いた作品。乱世とはいえ、生きるも死ぬも地獄で中々に悲惨。戦国時代の中でよくあった後継者争いは、こんな感じだったのだろうと思うと心が沈む
「ゴジラ」の監督、本多猪…
このレビューはネタバレを含みます
「殺し合わねば生きてゆけぬ人間の愚かさは、神や仏も救う術はないのだ」
人の情を移すのがとにかくうまい巨匠がバッドエンドの映画を作ったらそら地獄よ………って映画だった
秀虎の自業自得で因果応報では…