コミック原作だそうで、当時はかっこよかったのかもしれないけど、キャラクターのビジュアルも特殊効果頼みのアクションも今観るとちょっと微妙な感じではあったが、野次を飛ばしながら楽しく観られる映画ではあった。
生まれ持った自分の腕が、自分の腕でいるのを嫌がるってどういうことなんだろうか…。
キャストは豪華で、中でもアーロン・クォックの肉体美が拝めるのが嬉しいところだけど、ロイ・チョンが今まで観たことのないタイプのかっこいい役だった。私の好きなアレックス・フォンの出番はあまりなく、アンソニー・ウォンは凄いのか死にかけなのかよくわからん謎な演出だった。物語は暗いけど、スー・チーが出てくると雰囲気が明るくなっていい。初めて観た「トランスポーター」では魅力が分からなかったけど、本当にかわいいなぁ。
ところで、私はこれを観てから「レイジング・ファイア」2回目を観てきました。たぶんこれで今年の劇場鑑賞を最後です。好きな香港映画で締めることができて幸せ。
