【戦時の恋愛】
「登場人物とか忘れちゃうかも」と不安になり、前作から間髪入れずハシゴ鑑賞。
ただ冒頭にザッとおさらいはするので、少し間が空いても大丈夫だったのかも。
前作が国内外情勢を立て続けに描…
第二部 愛と悲しみの山河(昭和11~12年)
日中戦争前夜の満州。時勢に翻弄される日本人・中国人・朝鮮人、それぞれの恋愛と別れを描く。
以降の主役となる伍代家次男・北大路欣也、次女・吉永小百合、二…
伍代一族やその周辺の人々の人間ドラマを描いた、五味川純平の同名小説を原作とする山本薩夫監督の戦争ドラマ三部作の第二部。本作では,1932年(昭和7年)の満州事変から、日中戦争の発端となる1937年(…
>>続きを読む第二部は満州国建国から日中戦争に至るまで
冒頭に第一部解説があり、タイトルまでに昭和7年(1932)から10年(1935)までの出来事がざっと紹介される。
昭和7年 満州国建国、五・一五事件、尾崎…
明るい左翼山本薩夫監督も、本作では左翼の里心が露呈した感。第一部は日活・民藝の俳優主導だった現実主義が後退して、東映・俳優座の俳優が跋扈して理想主義が頭をもたげて来た印象。支那事変に至るまでの経緯が…
>>続きを読む日中戦争の泥沼へ。
もちろん、質は前作同様、堂々たる戦争大作ではあります。
でも、第一部に比べるとどうしてもつなぎの感が否めません。
『スターウォーズ』のエピソードⅤのようなものでしょうか。
…
前回の上海事変以後、日中戦争までが描かれていた。満州事変や盧溝橋事件などの違いがよくわかっていなかった。第二部は、世の中の動きよりも恋愛など人間関係を描かれることが多かく、なんか、のんびりしたような…
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