おとりさん

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のおとりさんのレビュー・感想・評価

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
3.8
再見です。

他のレビュアーさんのコメントで、何も欠けるところがない作品ってあったけど、そう言ってもいいくらいの傑作だと思う。

オープニングのアクションの格好良さ、タイトルロールの川井憲次楽曲の鳥肌感、好みに合わせて身体を義体化できる化学技術はあるのに、記憶改竄された人の哀しみは癒せない矛盾まで。

列挙しきれないくらい、ストーリー、作画、編集など、作品を構成するものが全てかみあってる、すごいアニメだと改めて思った。

昔はピンとこなかった、自分の精神がネットに繋がるって感覚も、ITがすすんだ現代なら出来るかもと思っちゃう。

時代の先を行った、原作者もスゴいし、本作をつくった押井守の慧眼にも拍手喝采送ります。