GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のsushiのレビュー・感想・評価

「見る」「見られる」の関係とフレームを意識した構図。過去と未来、現実と虚構が交差する抽象的な空間である都市の中で、草薙素子のアイデンティティは溶け出す。
ヴィジュアルでかなり魅せられてるから、正直言ってセリフの多くが説明的すぎて厨二病感がある。「イノセンス」で、押井守がセリフを全て引用にしたいと言っていたけど、今作もセリフがほとんどいらない(ぐらい物語はシンプル)と思った。
すごい頭いい人が作った映画って感じ。