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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のyukiのレビュー・感想・評価

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
3.9
「それが可能であれば
どんな技術でも実現せずにはいられない
人間の本能みたいなものよ」

熱狂的なファンがいて、タイトルだけは知っているけれど観たことがない今作、
「まだ観てないん会」で取り上げてくれるなら参加しますよ‼️
と、意気込んでいたのに🥲ディレイ参加かーい🤚

冒頭に引用したセリフ、それが本能なら自分は本能が壊れた生き物かも😂
さて気を取り直してレビューします🫡✨

攻殻機動隊とは…
・時代:21世紀
・舞台:第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経て、世界は「地球統一ブロック」となり、科学技術が飛躍的に高度化した日本。

・背景:以下の技術が発展、普及。
◆マイクロマシン技術を使用し脳の神経ネットに素子(デバイス)を直接接続する電脳化技術
◆義手・義足にロボット技術を付加した、発展系であるサイボーグ(義体化)技術

→大勢の人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来

・状況:生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイド、バイオロイドが混在する社会。

【感想】
少佐(草薙素子/声優:田中敦子)の声が良い。
ついつい語られるセリフにも惹かれる。

「電脳と義体によって より高度な
能力の獲得を追求したあげく
最高度のメンテナンスなしには
生存できなくなったとしても

人間が人間である為の部品が
決して少なくないように
自分が自分である為には
驚くほど多くのものが必要なの」

その驚くほど多くのものが「ゴースト」と呼ばれる“魂”のような概念としたらー
記憶や感情だけではない、己を司る“魂”
それは一体、どこに宿るのだろう❓🤔

高度な人工知能が制作可能になった未来では、AIと人間とを明確に区別するのは「ゴースト」の有無のみ。
そう定義されていたはずが「ゴースト」を持つAIの「人形使い」が登場する。
「人形使い」は完全な生命体になるために寿命と生殖機能が欲しいと言う。
少佐と「人形使い」がおたがいに共鳴し、“融合”するのは当然かもしれない。
その陰に隠れてしまうバトー(声優:大塚明夫)がせつない。

肉体から解放されて意識だけが浮遊する草薙素子は自由になれたのだろうか?

続編「イノセンス」まで見届けるべきか、今はまだ分かりません。


剣さん、ありがとうございました🙇‍♀️✨
皆様のレビュー、帰宅後に拝見します🫡
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