Monisan

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のMonisanのレビュー・感想・評価

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
4.0
観た。
ちゃんと観たのは初めてか。

世界観の完成っぷりが凄まじいな。
今見ても全く古びて見えないし、AIやネットの世界という視点で見ても違和感が無い。これを1995年に公開しているんだもんな。

冒頭の素子が街へとダイブするシーン、有名だけどやはり格好良い。光学迷彩とか憧れてしまう。
オープニングタイトルも良過ぎる。曲は「Making of Cyborg」独特の音階と祝詞のような日本語の歌詞。痺れる。映像もマトリックスへの影響が大きそうな緑の文字達も良い。

街並み、車、銃器などのデザインも単純に格好良いよね。AKIRAが80年代後半か、そこから90年代にかけての日本のアニメーションの完成度、成熟度は販売ないな。童貞青年とパンチラ女子の恋愛ファンタジーはもう沢山だから、今一度、このような骨太のアニメが多く作られるようにならないかなぁ。

あとは声優陣も重厚で良かった。大塚明夫と山寺さん。

押井守、監督
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