Ronnie

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のRonnieのネタバレレビュー・内容・結末

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

素子と人形遣いは融合し、それぞれとは異なる存在となった
人形使いは素子が知らない高次のネットの世界と繋がっている。「ネットの世界は広大だわ」とはそうして新たなネットの世界と繋がったことを意味している?
素子は自己の存在について疑問を持っていた。確信を持てないというか。自分を自分たらしめているのはなんなのか。完全義体のサイボーグ。バトーは脳があってゴーストがあると言ったが、脳を持たない人形使いが意思?をもって現れたことでそれも揺らいでしまった。
生命の定義とは?遺伝子も情報を伝達するものでしかない。遺伝子が多様性を生み出し、死をもってそれらを終わらせる??人形使いの言葉。素子と融合することで多様性を得たかった?この辺りは原作だとかなりのページを使って説明がされていたかと思う。やはり原作読み返さないとダメか。
香港の街の描写はすごいが、CGなどはさすがにちょっと古いか。ハリウッド版はあの多脚戦車とのシーンを描いてたんだな。

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20231118
人形使いはネットから生まれた生命体を自称しつつ 生命体として必要な死と子孫を残すことができないと自ら言っていた 素子と融合することで素子はその記憶を残しつつも「ここには草薙素子も人形使いもいない」と言っていたのでまさにふたりの子ども(?)ということで生命体としての定義をクリアしたということだろうか?
原作マンガ読み返したくなった
Ronnie

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