シリーズ第２７作目。
今作のマドンナは瀬戸内海の島で出会った大阪で芸者をしているふみを演じる松坂慶子。
寅さんがテキ屋で“愛の水中花”を売っているので、あの曲が大ヒットした頃なんでしょう。
大阪で再会した２人は、ふみが生き別れになっている弟を探しに。
その結末が非常に辛いが、骨を折ってくれた寅さんにふみが急接近。
しかしここでいつものように寅さんのヘンなところで出る真面目さが仇に。
それでこそ寅さんなんですけど、その後の展開でキレ気味になるのはちょっと違うよねぇ（笑）
今作から満男役が吉岡秀隆に。
今やベテラン俳優になってきた彼が子役でチョロチョロ動いてるのが微笑ましい。
