絞死刑に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 9ページ目

「絞死刑」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

 大島渚監督 コント風 「死刑」とは?



 2012年7月1日 15時26分レビュー


 

1968年、ATG(アートシアターギルド)、創造社提供。

脚本田村孟、佐々木守、深尾道典。製作、…

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死刑制度の是非をテーマにした大人の寓話で、舞台的なコメディ演出を織り交ぜる密室劇というのは、想像の範疇内。
絵的にもオーソドックスだ。
感心したのは死刑囚の心象を非常に的確に掴んでいるところで、実地…

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ヒロ

ヒロの感想・評価

4.0

「Rの肉体は死刑を拒否した」、Rは死刑執行されるが脈が止まる気配がない、異変に気付いた死刑執行人達はRの意識回復に努める。意識を取り戻したRは自らがRであるという自覚を失っていた。ここからRがRであ…

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青二歳

青二歳の感想・評価

4.0

笑える映画といえばの一作。
もー盛り込み過ぎなんですよ大島渚。とりあえず神父がいらんだろ…そもそも在日犯罪/差別と死刑制度を別に扱えばいいのに。
また大島渚は在日問題について差別反対の立場だったと言…

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p

pの感想・評価

3.5

“皆さんは死刑廃止に反対ですか賛成ですか” 
“皆さんは死刑場を見たことがありますか”
“死刑執行を見たことがありますか”

Rという一人の在日朝鮮人の男の死刑が執行される。しかし、このRという男は…

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床ずれ

床ずれの感想・評価

3.8
演劇的に動く死刑囚と死刑執行人。妄想の舞台の中では街を飛び出し現実をも飛び出し芝居をするが、国家という舞台の中ではそうもいかない。なんだか当時の実験演劇を観てるような気がした。

重苦しい映画と思いきや、コメディ要素が強く、また中盤以降は現実と妄想の境目があやふやになり、かなり楽しめた。すべてのカットに意味がある。確かに、在日朝鮮人や死刑制度に関する問いかけは大きなウェイトを…

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13階段の先で交わる個人の罪と国家の罪。特異なセット美術もカッコいい。@ACT青苔シアター

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