ゆべし

絞死刑のゆべしのレビュー・感想・評価

絞死刑(1968年製作の映画)
1.5
60年代大島渚は重そうで面倒な印象が強く、この作品タイトルからも観るのに躊躇うが、見始めると序盤は意外と喜劇調の密室会話劇で楽しめた…が後半から頭でっかち観念的な会話が続き60年代ゴダール政治映画によくある退屈な展開。大島渚のこういうとこ苦手だがATG立ち上げの一作目、死刑制度や在日韓国人差別といった問題提起の目的は果たしており、68年「政治の季節」を反映した日本のニューウェーブシネマとしての意義は大きいと思う
ゆべし

ゆべし