ウクレレまさあき

絞死刑のウクレレまさあきのレビュー・感想・評価

絞死刑(1968年製作の映画)
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先日、展示会「没後10年 映画監督 大島渚」で資料や予告編を見て、観たいと思った作品。▶️Youtube にて。

死刑制度、在日朝鮮人問題、戦争犯罪について掘り下げることで、日本の国家權力に抵抗する。
死刑を執行しても死ななかったRに対して、再度罪を認めさせ、刑の執行を行おうとする様を描く。
実際の死刑執行施設と同様のセットを組んで、撮影している。喜劇の形態をとりながらも、リアルな在日朝鮮人家族の描写や、酒を飲み交わしながらの日本人の本音など、かなり攻めた内容。もやもやして、考えさせられる。

今日はご苦労でした。務めを果たして戴いた。
貴方も。貴方も。この映画を観た貴方も。