久しぶりの国立映画アーカイブ。
520円はありがたい。
序盤死刑執行の下りまでは傑作を確信したが‥
この時代特有の舞台演劇的レトリックとテーマ性のクドい見せ方にウンザリσ(^_^;)
死刑宣告者…
このレビューはネタバレを含みます
相変わらず理解が追いついてないけど凄い映画だった
「死ななかった死刑囚と死刑を執行するために奮闘する警察」という設定は天才的だと思う。警察が死刑を執行するために右往左往する姿は笑えると同時に悍ましか…
国立映画アーカイブで他の観客も多数いる中での鑑賞
これ、コメディだよね?笑っていいんだよね?ってところで会場から大きな笑いが上がったので安心した笑
大島作品で社会問題への糾弾をこんなに面白おかし…
渡辺文雄のわらかしオーバーアクトが本当に嫌で嫌で。鼻眼鏡を許容した低劣な演出に心底がっかりした。俳優がシチュエーションを心から演じることから生じる、おかしみじゃないんだよね。台詞も多すぎる。世評に反…
>>続きを読む"RはRであることを試みる"
大島渚って凄いんだな、とようやく感じられた。ひとりの死刑囚"R"の実存をたしかめ合うためだけに刑場であまたの寸劇を催してみせる権力者たちの図は引くほど異様で、かつ途轍…
悲惨な事実に笑いを塗りたくって、なおかつ、その根っこから眼を逸らすことを許さない。こんな映画が撮れた時代の日本国を愛おしく思った。
(同日追記)
無邪気に「愛おしい」などと書いてから気がついた。本…
スラップスティックなコメディではあるが、見据えられた社会の構造とそこに潜む問題は明白。正に、映画の中に社会がある(描かれている)。刑場の場面で背後に映り込む日の丸が、我々もこの理不尽なシステムの一員…
>>続きを読む前半のコメディタッチは、最高だ。ナレーションが大島渚で事細かに説明し字幕が入りドキュメントの様に始まる。そして舞台劇の様な実験映画が展開する。渡辺文雄のコメディセンスが最高だ。小松方正が日の丸背にし…
>>続きを読む「寸劇と独白」
1人の死刑囚の死刑をめぐる物語
教育部長と医者と牧師のキャラが立っていて見やすい作品であった。途中から夢と現実が混同し始め、独白を行う。国家や民族、戦後日本が直面した現実とそこで…