このレビューはネタバレを含みます
なんと評していいのか困る。ブライアン・デ・パルマの社会派ブラックコメディと呼べばいいのか。
社会派部分のテーマは人種差別と正義。最後にモーガン・フリーマンの説教があったりするのだが、そこを伝えるにはそれまでのコメディ部分の描写が悪趣味すぎる。
ショットガンをぶっぱなす件は「大逆転」のダン・エイクロイドを思い出させる気持ち良さがあったし、メラニー・グリフィスの痛い感じも面白かった。
説教的要素を徹底的に減らしてジョン・ランディスみたいなノリで作れば面白いコメディ映画になったのかもしれない。