にっきい

虚栄のかがり火のにっきいのレビュー・感想・評価

虚栄のかがり火(1990年製作の映画)
2.8
散歩を嫌がる犬をずるずる引っ張っちゃダメ。

ブルース・ウィリスが出てるから観に行った作品。

飲んだくれのベストセラー作家の話し。
ブルース・ウィリスが出てるのは覚えてたけど、主演はトム・ハンクス。
そしてメラニー・グリフィス、モーガン・フリーマンまで出てました。
ボクの大好きな『訴訟』に出てたドナルド・モフアットも出てるやん。
改めて見たらめちゃくちゃ豪華。
全てを手に入れたようなやり手の証券マンマッコイは、不倫相手のマリアとドライブ中に誤ってサウスブロンクスに迷い込んでしまう。
そこで2人組の強盗に襲われるのだが、1人を跳ね飛ばして何とか逃げる。
マッコイは良心の呵責から自首しようと言うのだが、マリアは自分が運転していたのだからマッコイは心配する事ないと言いくるめてしまう。
しかし数日後、跳ね飛ばした強盗が意識不明になり…、って話し。
今のトム・ハンクスからは想像出来ないようなクズ男でした。
事件は単に轢き逃げにとどまらず、賠償金で儲けようとするやつら、事件解決を政治的に利用しようとするやつらまで現れ、まるでお祭り騒ぎ。
マッコイはクズ男だけど気の毒になってくる。
その一部始終を取材して報道してるのがブルース・ウィリス演じるピーター。
飲んだくれでどん詰まりの人生の起死回生のチャンス。
クズ男をトム・ハンクスが演じたり、思った以上にコメディタッチだっりと、ヘンテコ過ぎてデ・パルマ監督は再起不能寸前に追い込まれたらしい。
でもラストはスッキリ爽快な終わり方でした。

これは当時2番館として封切りから少し経った作品を2本立てで上映してた祇園会館(今はよしもと祇園花月)で観た…はず?
あれ?でも本当に観たのか記憶が曖昧。
ストーリーも全く覚えてなかったし。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:1991年頃
鑑賞回:ー
劇場名:ー
座席情報:自由席
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:125分
備考:過去鑑賞記録
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