当時日本唯一の潜水艦だった"くろしお"や護衛艦、駆逐艦、内火艇を使用し、さらに円谷による迫力ある映像で魅せた1959年製作モノクロ邦画
爆撃シーンとかは、もうゴジラとかウルトラマンとか観てる感覚でワクワクしちゃった♪
潜水艦映画は邦画でもハズレ無しっ!!
1945年6月。
潜水艦イ-57は、外交官の外人父娘を中立国スペイン領カナリー諸島へ輸送する任務を受ける。
敗戦間近の日本が、和平交渉を有利にするための作戦だった。
しかし河本艦長(池部良)以下は、和平なんて降伏だ、戦って死ぬのが軍人なのに!と反対していて……
外交官の娘がまじクソ!!!
そもそも日本嫌いで、我が儘で、自分だけ水浴びしたいとかほざくし、高熱出して氷作らせるし!
なんで来たのよ、このブスが!
海に突き落とせよ、タコ!!
サメにでも喰われろ!!!
そんな阿呆の世話をしつつ、和平なんかしたくないという部下たちも宥めつつ、一人頑張る池部良が良かった☆
部下たちもみんなイイキャラで、狭い艦内でキャッキャ乳繰り合ってるのが楽しい!
なのに。
なのに、こんな最後だなんて。
華々しく散るのが軍人だなんて。
これは一応フィクションですが、似たようなことも起きていたのかも。
海上バトルは迫力満点だったけれど、なんとも物悲しさと虚しさの残る作品でした。。。