潜水艦イ-57降伏せず
昭和20年。日本は大東亜戦争で敗戦濃厚に。有利に終戦工作を進める為、連合国側の外交官親子を乗せてスペイン領カナリー諸島まで届ける極秘任務を負った。将校以外は外交官親子の正体、任務の内容を知らされていなかった。
ご近所さんとの挨拶でも言いたい言葉、
「あっこんにちは!最近寒いですけど今日も潜水艦映画に駄作なしですね〜」
ご近所さん「お、おぉ…」
我が国の潜水艦映画もいいですね!
1959年公開。池部良、三橋達也、平田昭彦出演。
池部良演じる艦長がかっこええねぇ〜
平田さんも変わらずシュッとしてる!
冒頭から特攻兵器の、人間が魚雷の中に入って敵艦に突っ込む「回天」の描写が。もちろん敵艦に当たれば中の人は死ぬ。
戦友を送り出す通信とか…外画の潜水艦映画と違って、日本の戦争映画、潜水艦映画は悲壮感が凄いな。
潜水艦内の生活はまぁリアル!冷房が効かなくなって艦内激アツでみんな汗だくだくで働いてたり。
乗組員の個性や、はしゃぎっぷりなどは昔の邦画のノリですね。昔の映画なのでセリフは聞こえにくい。でも字幕があるから安心でした!やったねDVD!
戦闘シーンは我らが円谷プロ!
昔の映画なのでチャチいとか考えずに観てました。合成とかも綺麗じゃないけどね。でも潜水艦内のセットはリアル。
潜水艦は当時、実際に自衛隊が運用していた潜水艦を使っての撮影。モノホンは迫力ありますわ。
葛藤の中でも戦い続ける帝国軍人の気合いも凄い。古い邦画の良さがある潜水艦映画でした。