たた

拳精のたたのレビュー・感想・評価

拳精(1978年製作の映画)
3.0
妖精さんと戯れるジャッキー…

???

ジャッキーのカンフー時代劇、多くは知らないですけど、それにしてもこんなヘンテコなのは他にないんじゃないかなあ

あらすじ
失われた少林寺の秘伝「五獣の拳」の教本に宿る妖精さんが隕石の落下をきっかけに目覚め、ジャッキーに悪を倒す力を授けるのであった。

・・・

この妖精さんがまた…何と言えばよいのか、
キモい。チープ。不気味。
いや、怖さとか、かわいさとか、神々しさとか、滑稽さとか、何を狙って作っても、こうはならないと思うんですよねえ。

ただ、初めて観たのはうんと昔なのに、ずーと頭の片隅におったんですね、この妖精さんが。
真っ白な体と顔に、真っ赤なおかっぱ風のかつら、ビニールひもを裂いて作ったような学芸会レベルの腰ミノをつけた5人の妖精さんが。
5人がそれぞれ違う獣の象形拳を担当してて、頭の上に担当する獣のお人形さんが載っておるのです。これはまあまあかわいい。

噛めば噛むほど味が出るタイプの造形ではあります。
メインテーマの
チャイナガー、チャイナガー、ニャニャニャニャにゃ♪が楽しくて好きです。

・・・

これを観たジョニー・デップが白塗り芸に目覚めた…というのは多分嘘です。
そもそも5人の内の1人がジョニー・デップです(嘘です)
たた

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