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グエムル -漢江の怪物-のMonisanのレビュー・感想・評価

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)
3.8
観た。

冒頭、20分くらいでしっかり掴まれる。
手の繋ぎ間違えとか、銅メダルをしっかり獲って戻ってくる妹とか。惹き込まれる要素作りが上手。

そっからの少しコミカルなパニックものは韓国は本当に得意分野。メインめの登場人物が死んでいってしまうのもらしさかな。
徐々に都合良過ぎる展開になっていき、最後のバトルまでくる頃には少し飽きてきてしまうけど。
アーチェリーのシーンとかまぁそうなるやね、と。

怪物の表現は当時からすると、とても良いし。明るい中でしっかり姿形を見せられるのは技術高い。

ソン・ガンホ、ぺ・ドゥナら役者は素晴らしい。

正直この映画は前半の方が面白いし、所々粗が目立つし、完成度が高いかというと微妙だけど。ここからパラサイトまで登り詰めたと考えると感慨深いものもある。

ポン・ジュノ、脚本・監督
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