昔、それこそ話題になってた当時DVDで観たつもりでまた観ようと思ったら初見でした。
予告編で知った気になっていたパターンですね。
今まさにパラサイトで世界を賑わしているポンジュノ監督のパニック映画なのですが、2006年の映画にしては怪物のCGがとてもいい!グロテスクで見るだけで生臭さが漂ってくる見た目なのにどこか愛くるしいというか愛嬌があるというか。1匹しか出てこないのは惜しい。番いとかも見てみたかった。
在韓アメリカ人が劇薬の処理を下水に流してその影響で怪物が現れるのですがそこは実際にあった事件らしく、ポンジュノ監督が反米として取り入れたそうでそんな作品もしっかり跳ねさせるあたり流石です。
一方主人公のファミリーもバラバラだったのがこの日から結束していく様子も勿論良い。ダメダメな父親が唯一の娘の為に必死になる姿とか良いのにそこを利用してシュールな笑いに持っていくとことか上手い。