いかえもん

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキーのいかえもんのレビュー・感想・評価

4.0
既にレビュー済みですが、今回は、香港映画見ようね会に参加のために、追加レビューさせて頂きます!
その前に、この頃皆さんのタイムラインも追えてなくて、映画観る時間もあんまりなく、香港映画見ようね会のレビューもこんなぎりぎりになってしまいました…。すみません。

久しぶりに、改めてこの映画を観たんですけど、ドニーさんを抜きにしても(彼を抜くわけにはいかないのだけど)やっぱりとてもおもしろい映画だと思いました。官僚の腐敗に密かに立ち向かう鉄猿(普段はお医者さん)とそれに間違われたがために最初は鉄猿を目の敵にしていたドニーさんが、最後は共に、地域監督官のワル和尚と命がけで戦うというストーリー。お話の流れがよくできてるし、この悪役の和尚がめちゃ強い!眉毛の形もイカつい!!
手のひらでバーン!って押すだけで死に至らしめるという金剛手という技も凄すぎ。当たった時のドニーさんとユーさんの苦しそうな顔。それと和尚の袖、伸びすぎ!あんなのずるいわ!
しかし、悪役こんだけ強いと、最後のバトルが盛り上がること、盛り上がること!火の燃え盛る中、棒の上で二人が縦に肩の上に立って戦うとか、お二人とも雑技団ばりの身体能力!加えて、最終バトル以外でも、子供時代のウォン・フェイホンを演じる彼女のカンフーもキレッキレで素晴らしかったです。
ところどころにあるコメディもなかなか良い感じで、ドニーさんのつまみ食いシーンとかかわいらしかったです。

【前回のレビュー】
遂にやってまいりました!外伝!
これは、1から3の主人公であるウォン・フェイホンの少年時代とそのお父さんウォン・ケイイン(ドニーさん)のお話なんですが、私はストーリー的には外伝が一番面白いと思う。痛快娯楽カンフー時代劇って感じ。

悪徳役人に苦しんでいる庶民のために、お金を盗んで庶民にばらまく「鉄猿」という謎の人物。日本で言うところの鼠小僧だよね。その街へやってきたドニーさん親子の物語。

この王道的時代劇のお話が楽しいし、出てくるキャラクターの個性もいい。カンフーもみんなキレキレ!

これは外伝なので、ワンチャイシリーズを見ていなくても十分楽しめます!