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キツツキと雨のgenのレビュー・感想・評価

キツツキと雨(2011年製作の映画)
3.8


役所広司さんの最初の山での木を切るシーン、ほぼ喋らないでこんなに尺取って、しかも面白いと思わせるのが凄いし、絶妙な表情や間が堪らない。この時点で既に良い映画だと思った。

自信なさげな役柄の小栗旬も個人的には嫌いじゃない。役所さんとスイーツを食べる所が仲間というか親子のようにも見えてきた。威厳があって、しかし温かいこの人柄の役は役所さんで本当に良かった。

終盤にかけて成長していく小栗旬の変化を感じるとなんだかこっちも嬉しくなるし清々しい気持ちになった。
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