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マンハッタン・ラプソディのねるねるのレビュー・感想・評価

マンハッタン・ラプソディ(1996年製作の映画)
3.5
意外な驚きがいっぱい詰まってた。
まずはおしゃべりジェフにビックリ。『恋のゆくえ』の寡黙なピアノマンはどこいった?高めのキーでしゃべるしゃべる。

ローズのママがローレン・バコールだったのも驚いた。そりゃ娘がコンプレックス持っちゃうよね。ローレンママ、セクシーでハスキーボイスで最強なの。この役でキャリア初のアカデミー助演女優賞ノミネート。

思いがけず面白かったのも驚き。タイトルからしてありがちロマコメっぽくて、ジェフ・ブリッジス加点でオマケするかなんて思ってたら不要だった。監督・製作・主演の才女バーブラ・ストライザンドの力量、侮ってた。

不満もあるよ。長過ぎて途中ダレる。この内容なら1時間40分でいい。特にエンディングのじゃれあい、あそこ真っ先に削れ。バッサリ削ってしまえ。(ええジェラスですけど何か?)
プッチーニの『トゥーランドット』を歌うおじさんは抱きしめたいくらい好き。
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