BK477

賞金稼ぎのBK477のレビュー・感想・評価

賞金稼ぎ(1969年製作の映画)
3.9
タイトルと内容が全然ちがう!! 思ってたのとちがう~www
いきなり冒頭からスパイ道具が次々出てきて面食らった!

賞金稼ぎ(バウンティハンター)の話とは言い辛く、
幕末の内乱阻止の為、奮闘・暗躍する"スパイ映画"と言った方が適当か。
この映画が公開された69年は、既に007シリーズがゴールドフィンガーまであり、日本でもスパイ映画が盛り上がっていたのだろう、そんな時代の潮流も感じた。

銃や爆弾も多めのなんでもありアクションは、さながら子連れ狼で
小沢茂弘という監督は後に千葉真一の「殺人拳」シリーズも撮っていると知って合点がいく。 この監督はケレン味マシマシのはちゃめちゃアクションが好きな監督なんだろうと思う。

明治の匂いが漂う、香ばしいアクション映画は個人的に非常に好み。
「子連れ狼」や「修羅雪姫」「殺人拳」のような割と漫画ライクな演出が好きな人にはオススメの一作。

ラストの決闘のシーンはもっと見たかったのに、割とあっさり終わってしまった感じがするのは役者を立てるために、あえて勝敗を濁す意図を感じた。この流れは東映らしい
BK477

BK477