わかめ

プラトーンのわかめのレビュー・感想・評価

プラトーン(1986年製作の映画)
3.8
人を殺すことが合法(というかもはや英雄的な行動)であってしまう、戦争という極限の状況の中で、行動がエスカレートしていってしまう狂気が恐ろしかった

その中でウィレム・デフォー演じるエリアスの良心が救いだった
エリアスとバーンズが森の中で対峙するシーンでの緊張感の表現のされ方がすごい(あえてカメラをブレされる感じとか)


ベトナムの森の蒸し暑くてベタつく様なむんむんした空気感の描写のリアリティが凄い。

身体的な痛さよりも、過酷な環境の中での人間の精神面の疲労や苦痛にフォーカスが当たっている映画だったから、グロ描写が苦手でも最後まで目を背けずに観ることができた

戦争映画は苦手だけど、観れて良かった作品
わかめ

わかめ