ぶたぶー

プラトーンのぶたぶーのレビュー・感想・評価

プラトーン(1986年製作の映画)
4.2
人が戦争によって決定的に変わってしまった話かと思ったけど、変わったというか最初から変わっていないというか、表出しているだけなのか表出させられているのか。

エリアスとバーンズが自分の中にどちらもいるの分かる。
何のために戦っているんだろう本当に。

村での虐待や射殺や強姦や、薬の蔓延とか、その他悲惨な描写が、帰還兵である監督の実体験を元に描かれているというwikiを読んで言葉が出なかった。ベトナム戦争の悲惨さについては、色々な媒体で描かれているけれど、やはり映画は『目撃した』感覚が強くショックを受ける。
絶対に戦争嫌だ。他人に銃を向けたり向けられたりするの嫌だ。

始まった瞬間から聴いたことのある音楽が流れた。このテーマ曲はすごく美しくて有名だけどプラトーンの曲だったのか。